カメラ

用途によってはGopro HERO 10より使えるinsta360 ONE R 1inch

 

「レンズが付け替えられる唯一無二のアクションカム」insta360 ONE Rが登場してはや1年ほど。

 

今回、ライカの1インチレンズがついたエディションを提供してもらったので

Gopro HERO10が出た今、insta360 ONE R(1インチ版)が活躍する機会はあるのか?

ということを検証してみました。

 

【結論】ゴリゴリのアクションカムとして使わないならinsta360 ONE Rの方がコスパがいい

内容物一覧

個人的な感想をまとめると

「潜水」「カメラが傷つくかもしれない状況」で使う→Gopro HERO 10

「旅行」「散歩」「車載」「ハイキング」などライトな使い方→ONE R 1インチ

がよいのでは、と思いました。

 

以下ではinsta360 ONE R 1inchが

  • なぜライトな使い方だとONE Rの方がいいか(=長所)
  • なぜ本格的なアクション用途ではGoproに劣るか(=短所)

をシェアしていきます!

 

ゆるく使うならinsta360 ONE R 1inchはおすすめ

夕方にone Rで撮った写真

かんたんに理由をまとめるとgoproより映像が綺麗なのに安いからです。

また、動画編集初心者にもおすすめなのでその理由も併せてお話します。

 

ONE R 1inchはgoproよりきめ細かい映像が撮れる

goproをはじめとした他のアクションカムやスマホよりも大きなセンサーを積んでいるので、

  1. 撮った動画をトリミング(拡大)しても画像が荒くなりにくい
  2. 暗いところに強い

というメリットがあり、激しい動きをしないのであれば思い出をよりきれいに残せます。

 

クボタン
クボタン
ただし、写真においてはiPhone12の方がなぜか解像度が高い感じでした。

 

別売りの大容量バッテリーが便利

insta360 ONE Rでは別売りで大容量バッテリーというものがあるのですが、これがめちゃくちゃ便利です。

 

バッテリーの下側にマウンター(アクセサリ類の装着パーツ)がついているので、ケージが不要!!

長時間撮影がストレスフリーになり、さらにmicroSDの交換が楽になります

ただし、この大容量バッテリーには耐衝撃性がないので激しいアクティビティには使えません。

 

通常版のバッテリーを装着した状態

逆に言えば、通常のバッテリーはマウンターがないので使う場合は付属のケージが必須で、バッテリーやmicroSDの交換がけっこう面倒くさいです。

 

安い

 

2021/11現在、Amazonでの価格はこんな感じです。

ご覧の通り、比べてみると¥20,000以上の差があります

なんなら先程取り上げた大容量バッテリー、もしくは後ほど紹介する他社製ケージを一緒に買ったとしても¥10,000以上お得です。

 

アプリでの編集が初心者にもカンタン

 

【手順解説】insta360 goの無料アプリを使ったテンプレ編集がめちゃ楽だった insta360 go!それは「SNSを超身近に感じられる、ズボラだけど凝り性の人向けカメラ」です。(ぼ...

 

以前「insta360 go」という別の製品を使っていた際にも感じたことですが、insta360シリーズはアプリの使い勝手が素晴らしいです。

↑の内容をざくっとまとめると、素材(動画)さえ撮りためておけば誰にでも簡単に見栄えがいい動画が作れるといったところ。

 

insta360 ONE R 1inchがガッチガチのアクション用途だとGoproに劣る2つの理由

 

1・HERO 10の方が少しだけブレ補正の精度が高い

 

insta360 ONE Rも歩きながら使う分にはみじんもブレを感じませんでしたが、激しい動きになるとわずかにHERO 10に分があります。

以下の動画が参考になると思います。

クボタン
クボタン
激しいゆれが予想される中では、きめ細かさより安定性があった方が見やすいですね。

 

2・長時間撮影だとストレスを感じやすい

先ほども軽く触れましたが、insta360 ONE Rでは自撮り棒などをカメラに装着するためのパーツがケージ側についているので、基本的にはこれが必須です。

 

そして、ケージがいると具体的には以下のような不便な点が出てきます。

 

バッテリー交換が面倒

 

まずケージ自体が開きづらいのですが、やっかいなのはinsta360 ONE R 1inchでのバッテリー交換に5つの手順が必要ということです。

 

  • STEP1
    レンズカバーを外す
  • STEP2
    ケージを外す
  • STEP3
    バッテリーを交換
  • STEP4
    ケージに入れる
  • STEP5
    レンズカバーを装着

一方、最新のGoproのバッテリー交換は”古いものを出す→新しいものを入れる”でおしまいなのでめちゃくちゃ楽です。

 

言い換えると、Goproが立ったままパパっと交換できる一方、ONE Rはケージやレンズカバーを置けるような落ちついた環境じゃないとバッテリー交換しにくいということです。

 

microSDの交換がしにくい

ケージのままmicroSDの交換ができるといえばできるんですが、フタについているヒモが短すぎます。

ケージのぶんだけミゾが深く開け閉めが非常に困難なので、これまたケージ外して取り替える方が楽なのでは?と思ってしまうほど。

 

アクションカムにおいては大容量バッテリーが使えない

「じゃあさっきの大容量バッテリー使えばいいのでは?」

と思うところですが、公式の販売ページによると防水性と堅牢性はないとのことなので、アクション用途では使えません。

残念・・。

 

insta360 ONE R 1インチをアクション用途で少しでも快適に使う方法

  • ケージが外しづらい
  • その前にレンズカバーを外さないといけない(手元がごちゃつく)

 

というのが今まで見てきた使いづらさの元凶ですが、これらはアマゾンなどで見かける他社製のケージを使うことで解消できます。

クボタン
クボタン
レンズカバーを取らなくても外せる仕様なので交換時のストレスをだいぶ減らせます。

 

【まとめ】insta360one R 1インチはライトユーザーにはかなりおすすめ

 

本記事のおさらい
  • goproよりきめ細かい映像(編集しやすい)
  • 初心者に優しいアプリ
  • goproよりけっこう安い
  • ケージが必要(microSD/バッテリーの取り換えが面倒)
  • 大容量バッテリーが便利だが、アクション用途には×
  • ブレ補正はgoproのほうが上
クボタン
クボタン
スポーツメインならgoproでもよいかもしれませんが、それ以外だったらinsta360 ONE R 1inchも結構コスパがいいと思いました!!