2年くらいアクションカムの記事を書きまくってたら、この度ありがたいことに「insta360 go」という超小型のウェアラブルカメラをご提供いただけることに。
限定のキティちゃんバージョン!(ぼくはシリコンカバーつけて使うけれど・・。)
ということでこの記事では1ヶ月ほどinsta360 goを使わせてもらってわかったこと、具体的には
- insta360 goは誰もが簡単にクリエイティブになれるカメラ
- Goproのかわりにはならないかも
- だからこんな人向けだと感じた
ということをお話していこうと思います。
insta360 goを使うと誰でも手軽にクリエイティブに
いきなりですが、以下の映像はぼくがinsta360 goを開封したその日に、何の知識もない状態から10分ちょっとで作ったものです。
操作と編集がむっちゃカンタン!
そう、このinsta360goには動画のシェアまでにかかる手間暇、ストレスをめちゃくちゃカットしてくれる工夫が3つありました。
- 操作がシンプルだから撮影機会が増える
- 小型で威圧感を与えづらいから撮影機会が増える
- テンプレ編集でそこそこ見られる映像がすぐ作れる
以下で簡単ではありますが掘り下げてみようと思います!
①操作がシンプルの極み
insta360 goにはボタンがひとつだけで、そのクリック回数で動画・写真・タイムラプスを切り替えるという超わかりやすい操作方法になっています。
また、動画は電源オフの時でもクリックひとつで撮影が開始され、撮影が終わると同時に電源がオフになります。
②自然な表情が撮りやすい
①に加えて、本体が超!小型なので目立たず使いやすいということも撮影機会が増えるひとつの理由になりました。
Goproのようなアクションカメラも小型ですが、それでもむき出しの大きなレンズはそれなりに「撮られている感」を与えるもの。
それに比べてinsta360 goは威圧感が全然ないので
- スマホを出すのがためらわれる時
- ペットや子供の自然な表情を撮りたい時
など、僕の場合だとカフェやレストランで重宝しました。
③テンプレ編集で簡単にかっこいい映像が撮れる
insta360 goの専用アプリにはBGMと画面効果がパッケージングされた編集のテンプレがたくさん用意されています。
アプリ画面
つまり動画さえ撮っておけばテンプレ内にコピペするだけで、ほぼ映像が完成しちゃうということです。
そのままシェアしてもいいし、自分で微調整をすることももちろん可能。もちろんアプリ内でイチから自分で編集することも。
また、編集のスムーズさに拍車をかけているのが本体へのデータ転送。
bluetoothではなく有線なので転送が速い!とくにiphoneの場合だとバッテリーの下にライトニング端子がついているのでケーブルの持ち運びもいらずで最高です。
insta360 goはGoproの替わりにはならないかも
「ほんとはGoproほしいけど高いから、insta360 goで代用できないかな~」なんて人もいると思いますが、結果から言うと使い方次第です。
「アクション」カムとしては使えない
たしかにinsta360 goは優れた手振れ補正とある程度の防水性を持ってはいますが、スポーツ・旅行・水回りなどではおすすめしません。
なぜならば
- 耐衝撃性はなく、防水性能も低い
- 動画1クリップあたりの最長録画時間が60秒
だからです。
①はもちろんのこと、②のいつ見どころがあるかわからない時や、手を離せないような時に「とりあえず撮りっぱにしておこう」ということができないというのはアクションカムならば大きなマイナスです。
もしアクション用途で使いたいのであれば同じinsta360だとONE Rの方がおすすめです。
いわゆる「goproのある生活」を撮るぶんには使える
ただ、何気ない日常やリア充的なログを撮るぶんにはありです。
さっきお話しましたが目立たないから使いやすいですしね。
また動画の最長録画時間は60秒と言いましたが、一定間隔で録画を繰り返してくれる機能もあり、面白い映像も撮れます。
最初に紹介した動画もその機能で使ったものがほとんど。
つまりinsta360 goはこれからSNSをがんばりたい人向け
付属ネックレスの磁石は強く、厚手の服の上からでも大丈夫でした。
- テンプレが豊富で簡単にかっこいい映像が作れるのでライト層向け
- 超小型・ワンタッチ撮影のおかげで使いやすい
- ①②に加え、ブレ補正・広い視野・両手がフリーという点でスマホより〇
- モニター×・~60秒動画・PCへの転送が△なので本格的な編集には向かない
- 防水性能△・耐衝撃性×なのでアクションカムとしては心もとない
上で説明してきたこれらの特徴をふまえると、具体的には以下のような人にinsta360 goはおすすめできます。
- 動画編集始めたいけど、知識は全くない
- 撮ったものの編集が面倒で結局シェアしなかったという経験がある
- 編集にもこだわりたい。でも時間はかけたくない
そう、「凝り性だけど面倒くさがり」な人にはホントおすすめ!
そして、繰り返しになりますがアクションカムとして購入するのはおすすめしません。
自分が何に使うかということを考えて検討してみてくださいね。
【おまけ】意外と多いスマホより優れている点
最後に「ライトユーザー向けならスマホで十分じゃないの?」と思う方に向けて、スマホにはないinsta360 goのメリットを挙げてみます。
- かっこいい編集が楽にできる
- 有料級のおしゃれなBGMがタダで使える
- 超小型で使いやすい
- 撮影時に両手が空く
- アクションカメラなみのしっかりしたブレ補正
- アクションカメラなみにうつる範囲が広い
- カメラをかたむけても映像は水平のまま
僕の場合だと、テイクアウトの飲食物を撮りたいときに両手が開くのも地味に便利でした。
ジップラインみたいなアスレチックをするときに帽子につけておくと水平維持のおかげでみやすい映像が撮れると思います。
おしまい!