【追記2020/10/3】今からならGopro HERO9の方が安くて高性能なのでおすすめです。
- Gopro HERO7→8の違いを知りたい
- Goproについてあまり知らないけれど興味がある
みんな~~~~~!
例年どおり新Goproが発売されたぞ~~~~!!!
▽公式動画▽
- ブレ補正の超!進化でより厳しい状況でもブレにくい!
- タイムワープが改良されてクリエイティブな映像を簡単に!
- フレーム撤廃でバッテリーとmicroSD交換が楽チン!
- 外付けモジュラーで自撮りしやすくなったり暗所強化したり!
さて、この記事では上の4つの内容を
- HERO 7とのスペック上のちがい
- HERO 7との外観上のちがい
に分けてくわしく、かつわかりやすくお伝えしていこうと思います!
Gopro HERO8と7の違い「スペック編」
gopro公式サイトで見られるHERO8のsuperphotoで撮影された一枚
種類 | 8 black | 7 black |
写真 | 12mp | 12mp |
動画 | 4K 60fps | 4K60fps |
手ブレ補正 | hyper smooth2.0 | hyper smooth |
タイムラプスフォト | 〇 | ◯ |
タイムラプスビデオ | 〇 | ◯ |
ナイトラプスビデオ | 〇 | × |
タイムワープ | timewarp2.0 | timewarp |
スローモーション | ×8 | ×8 |
防水 | 〜10m | 〜10m |
電池 | 着脱式 | 着脱式 |
音声コントロール | 〇 | 〇 |
音声起動 | 〇 | 〇 |
wifi+bluetooth | 〇 | 〇 |
GPS | 〇 | 〇 |
タッチスクリーン | 〇 | 〇 |
値段(2019/10公式サイトにて) | ¥50,800 | ¥40,800 |
以下でその2点を見てみましょう。
1・Gopro史上最強のブレ補正
gopro HERO8には4段階のブレ補正設定があります。
- オフ → ブレ補正なし
- オン → HERO7と同程度の補正
- 高 → HERO7以上のブレ補正
- ブースト → HERO7よりかなり優れたブレ補正
▽検証動画▽
動画の後半のように、ジンバル(手ぶれ補正の機械)を使いづらいモトクロス、サーフィンなどをされる方にとってとくにはうれしい進化ですね。
逆に小走り程度でしたら7までのブレ補正で充分すぎなので、もし登山・旅行の流し撮り・ライフログなどがメインであればHERO7 blackでじゅうぶんです。
抜群の安定性を誇る「ブースト」にはデメリットとして
- 新型のバッテリーでしか使えない
- クロップ率が高い(うつる範囲が少しせまくなる)
という点も。
ただ、今までのバッテリーでも「ブースト」以外は使えます。
新型バッテリーは下が水色。この部分はHERO7までは黒だった。
2・TimeWarp(タイムワープ)の使い勝手が2つ進化
TimeWarp = 移動しながら撮影可能なタイムラプス(早回し動画)。
「ハイパーラプス」ともいわれる。
▽参考動画▽
HERO8のタイムワープは、撮影者の動くスピードに合わせて自動で速度を調整してくれるようになり、初心者にも使いやすくなりました!
HERO7は設定がマニュアルだったので「こういう状況だったらどんな設定がよいか」を知るには慣れが必要だったんですよね・・。
また、HERO8のタイムワープは撮影中の好きなタイミングで普通の動画の速度に変えることもできるようになりました(上の動画の0:30〜から)。
速度を変えると動画にメリハリがつきます。クリエイティブな映像がPCがなくてもある程度作りやすくなりました!
Gopro HERO 8と7の違い「外観編」
Gopro 8はmicroSDとバッテリーの交換が楽になった
HERO 8 BLACKのマウンター。使わないときは折りたためます。
過去のGoproとちがい、HERO8には本体の下部に直接マウンター(アクセサリをとりつける部分)がつきました。
7まではこういったフレームに入れないとアクセサリを使えず、バッテリーやmicroSDを交換するにはこれをいちいち外さないといけませんでした。
Gopro8はモジュラーで様々な拡張が可能に!
Gopro HERO8には本体の外側にモジュラー(別売り)を装着させることで機能を拡張させることができるようになりました。
現在発売されているのは以下の3種です。
1・メディアモジュラー
高性能ショットガン マイク、3.5 mm マイク、HDMI 出力ポート、2 つのコールドシュー マウントがすべてこの一台に。
goproより引用
価格 ¥9,600
また、以下の2つのモジュールを使うのにも必須のいわばベースとなるモジュールでもあります。
2・ディスプレイモジュラー
フリップ スクリーンでフレーミングを柔軟に調整。ビデオブログも自由自在。
goproより引用
価格 ¥9,600
3・ライトモジュラー
HERO8 Black 対応のパワフルな LED ライト。GoPro マウントはもちろん、単体でも使用可能。
goproより引用
価格¥6,100
モジュラーは便利な一方、防水性がなく耐久面も心配に。
また、ひとつひとつも安くないので「GoproでVlogを撮りたい」という人以外はとくに必要ないかと思います。
【おまけ】Gopro8のレンズカバーは外れない
Goproより引用のHERO7のレンズカバー
今までのGoproはレンズ前にカバーがあり、ダイビング用の透明なケースにはこのカバーを外して装着していました。
一方、HERO8はレンズカバー部が本体と一体化して取れないので、ダイビングではHERO8用の新ケースが必要に。
つまり、ダイバーにとってはケース装着の手間が省け、カバーをなくす心配がなくなる一方、それ以外の人にとってはカバーが壊れた時に交換できなくなるわけですね。
ただ、ぼくは一年間HERO7をラフに使い倒しましたが、カバー自体も頑丈で交換することはありませんでしたので、素材が同じHERO8なら大丈夫だとは思いますが。
Gopro HERO8のその他の変化
- お気に入り撮影設定を登録可能 = ショートカットで起動後すばやく撮影できる
- 液晶にグリッドの表示 = 写真や動画の画角の調整がしやすい
- ライブバースト = 3秒の動画を撮影してその中から決定的な一枚を選べる
つまり、Gopro HERO8は長時間撮影・アクション撮影により特化した
- ブレ補正の大進化でさらに「アクション」向きに
- TimeWarp(早回し動画)中の等倍撮影 / 速度の自動設定で迷わない
- スムーズなバッテリー / microSD交換
- 別売りの自撮り用フロント向き液晶 / ライトを後付けできる
画質的には前モデルと大差ないので散歩・自転車・車載動画くらいならばHERO7で十分。
しかしスポーツ・旅行・登山がメインなのであれば「ブレ補正が超強力」「バッテリー類の交換が楽」「7とそこまで値段に差がない」HERO8をおすすめします。