登山と旅行が趣味の自分は少し前にkarrimorsfのsabre45を購入しました。
sabre45Lは30Lと違い店頭においてないのでちょっとした冒険だったのですが、今回は
- sabre45を購入するに至る経緯
- sabre30や、同じカリマーSFのプレデターパトロールとの比較
- 購入してわかったメリットデメリット
をお話したあと
- サイドの拡張パックのバリエーション
を挙げていこうと思います。
けっこう長いので下の目次から興味のあるところだけ読んでもらってもオッケーです。
セイバー45を買う前の要望
バックパッカーがしたかったので40L以上、だけどアウトドア特有の赤+灰色とか水色+黄色みたいな配色はさけたい。おまけにぼくが天邪鬼な性格ということで
- 大き目
- 人とかぶらない
- かっこいい(超主観)
こんなリュックを求めていました。
今回、結果的にセイバー45Lを選んだんですが、実はこいつを選択するまでに上の条件を満たすリュックが2つがありましたのでそちらをまずはぱっと紹介してみます。
セイバー45Lと迷った2つのバックパック
1・ボレアスのhalo65の緑
- 見た目がかなりクール。
- ポケット多数。
- 腰のベルトしっかり。
- 独自のクッションで背負い心地◎。
- 人とかぶらない。
2・ミレーのサースフェー40L黒
- 配色がシンプルで合わせやすい。
- 日本人にあったサイズ感。
- フィット感がよくめっちゃ背負いやすく腰ベルトの腰のいたわり具合が最高。
- ポケット多めでさらに丈夫。
- リアル店舗に置いてあって背負い心地も試しやすい。
- 安い。なのでコスパも抜群。
なぜこの2つが選考からもれたのか。
ボレアスは日本人に65Lは大きすぎると聞いたのと、僕の登山のほとんどがデイハイクだから。
一方、サースフェーは以前登山(デイハイク)用に30Lを購入しているのと、ショルダーハーネスを背負った時に前から見える、裏側からの灰色の汗吸収パッドが見えるデザインが個人的には気になりました。黒で統一してほしかったな・・・。
セイバーに決めたもうひとつのポイント
セイバーはミリタリーっぽく見えないのも自分にとっては購入のきっかけのひとつです。
いやいや由緒正しいミリタリーものだろうとお叱りを受けそうですが、僕みたいな素人がミリタリーか否かを判別するのってモールの有無が大きく関わってくると思うんですよね。
ミリタリーでよく見るモール。ポーチなどをつけるところです。
このSABRE45Lにはモールがないんですよ。
モール付きバックにピンとこなかった僕はこのフォルムと色味が気にいって購入を決意しました。
セイバー45L君、店頭に置いてない事件
さてそんなドラフト一位で選ばれたセイバー君なのですが、店頭に30Lの方は置いてあるのに45Lは置いてないんです。けっこう回ったけど置いてない。
SABRE30Lと45Lの3つの違い
違い1・sabre45にはサイドポケットがない
画像見てもらってもわかると思うんですが45Lのほうにだけペットボトルなどの飲料をしまえるスペースがないんです。なんでなくしたんや・・・。
違い2・sabre45にはサイドと後ろに拡張の仕組みがある
45lは両サイドにジッパーが付いていて専用の追加パーツを購入することで色々拡張できます。
また、横だけじゃなくフロントにあるこのフックもモールのような役目を果たしていて、色々拡張したりカラビナつけたりできます。
カラビナ
違い3・sabre45は腰ベルトがごつくてでかい
容量が多くなった分、負担を分散させる役割のある腰ベルトのパッドが30Lよりもしっかりしたものに。(本当は腰より上で安定させるものらしいですが)
この腰ベルトについているひもは手の休めどころとしてとてもいい感じです。
sabre45Lとpredatorpatrol45Lの違い
カリマーSFシリーズの容量が同じものには「プレデターパトロール45」が。これはsabre45とちがって
- サイド、フロント、腰ベルトにモールがあり
- サイドポケット付き
- 1万円ほど高価
という違いがあります。
やはりディティールがよくわからない。
出典:カリマー
こんな感じで違いは事前に調べたのですが細かいところは実際手に取ってみないとわからない。こりゃあ参りました。
やっぱサースフェーにしとくかなぁとも思いましたが「ええ~い、ままよ!」という感じでアマゾンで購入。
さて、ここからは実際手に取ったり、使ったりしていいなぁと思える部分と悪いなぁと思える部分をまとめてみようと思います。
セイバー45Lのいいところ
1・色味
僕が選んだのはオリーブという色なのですが、実際に手に取ってみると緑が深くて鮮やかなのに驚きました。
他にカラーバリエーションは「黒」「コヨーテ(カフェラテみたいな色)」「カモ(迷彩)」の3色あります。
2・腰のベルトの安定感
旅行の長距離移動の際に負担を軽減してくれる大きな役割を果たしてくれるであろう腰ベルト。
正直、一番購入前に気がかりだったのがこれです。
ミリタリーのベルトは本来腰ではなくおなか周りで締めるものらしいのですが、ショルダーハーネスの長さを調整することで腰あたりまで持ってくることが可能でした。
3・ショルダーハーネスと背中のクッションがごつい
台湾旅行1回、登山(デイハイク)に数回使用しました。
しっかりしていて背負い心地がよいので背負いっぱなしでも全然疲れませんでしたし、通気性もよかったです。
4・しまいやすい
サイドのジッパーをしめるとけっこうな細さになります。
週刊少年ジャンプと同じくらいの厚さになるので、衣装ケースなんかにもしまいやすそうです。
セイバー45Lのイマイチなところ
ポケット少なすぎ
・・・もうね、ホントこれに尽きます。
メインのポケット以外には
- 上蓋の外側に一つ
- 上蓋の内側にメッシュ状のものが一つ
- メインの背中側に簡素なPCスリーブ的な場所が一つ
これだけしか荷物をわけられません。
いやいや、アマゾンや公式見たらわかるやろ!と思われた方が多いと思います・・・
ええ、わかってたんです。でも意外と何とかなるんじゃないのって思ってました。
その考えが浅はかでした・・・。
30Lとの違いにも書きましたが、旅行中ペットボトルさすところがないのは地味に痛い。
他に地図帳を出せるところ、スマホ入れは欲しいと旅行中感じました。
ただ、幸いこのセイバー君には上述の有料DLC(拡張バッグ)があるので、これを購入しようと心に決めている僕です。
カリマーsfにはどんな拡張バックがあるの??
サイドのジッパーを利用するタイプ4種類
①・かなりデカいやつ
- 正式名称「サイドポケット」
- 容量12,5L×2
これでトータル45L+25Lで最大70Lの大容量に。
これを装備するとこんなパンパンになると思いきや、下の動画を見るとモノを入れてない状況だとスマートさをキープできているようです。
ちなみにセイバー45Lとこのサイドポケットがセットになったものもあります。
別に割引があるわけではないですが、このポケットは
- 拡張ポケットの中で一番の大きさ
- 以下で紹介する他の拡張ポケットと違って左右2つついてくる
- ①と②を考えるとコスパのいい価格
- 単品だとリュック本体と同じカラーが売り切れている場合もある
ので、もしサイドポケットも同時に買うぞ!という人は最初からこれにするのもありかもです。
②・色々小分けできるやつ
- 正式名称「ダブルオムニ サイドポケット」
- ポケットが合計3つも増えるsabre45Lの欠点を一気に解消
③・色々小分けできるヤツその2
- 正式名称「アモ オムニ サイドポケット」
- 上段のポケットが二分割されてもっと小分けができる
ひとつ上のものと同じくこれも左右バラ売りです。左右で違うのを付けてもいいかもしれませんね。
④・モールパネル
- タダのモールっぽいけれど、これ自体反対側にポケットつき。
- 安い
こんな感じでモール対応のポーチ(後述)を付けて色々カスタムをして遊びます。
すでにモールシステム対応のポーチを持っているのであればあり。
正面につけるポーチ(モール対応)4種類
①・大ポーチ
- 正式名称「オムニポーチ」約3,4L収納可
- 唯一開け閉めがチャックじゃないポーチ
そんなに入らなさそうと思っている人のための動画はこちら。
②・中ポーチ
正式名称「ラージユーティリティポーチ」約2・5L収納可能
実際のサイズ感は動画を見てみると分かり易いかと思います。
③・小ポーチ
- 正式名称「スモールユーティリティポーチ」容量1L
- 安い
④・小分けできるポーチ
- 正式名称「メディカルポーチ」容量1,2L
- その名の通り本来はファーストエイドを入れておくポーチ
- 他の正面ポーチと違って色々小分けできる
旅行用だったらセイバー45Lとプレデター45Lのどっちが買い??
個人的な考えでいうと、まずどちらを買うにしても拡張ポケットが一つは欲しいところです。
そう考えると
- セイバーのほうがプレデターより1万円ほど安い
- その差額で上で紹介した公式のサイドバックやポーチが買えるかも
なので「プレデターのデザインが好き」「すでにモール対応ポーチがある」以外の人はセイバーを購入した方が幸せになれる気がします。
ということでめちゃめちゃ長く語ってしまいましたが今回はカリマーSFのセイバー45Lについての記事でした。
参考になれば幸いです!